治療について
1)鍼は痛くありません
治療に用いる鍼は髪の毛程度の(0.18 mm)
とても細いものを使用していますので痛みは
ほとんど感じません。
![臨泣](320408IMG2.jpg)
2)反応及び副作用について
治療後一時的にいろいろな症状が出てくることが
あります。これは鍼の効果の現れで心配はありません。
時間とともに必ずよい結果を期待できます。
薬のような習慣性や副作用はありません。
3)効果と治療回数について
体質や体力によって差がありますが、
一般に発病して日の浅い病気ほど早く直ります。
一回の治療で強い症状が激減することが
しばしばありますが、慢性疾患になりますと
ある程度時間がかかる事があります。
![刺鍼3](l_00027451IMG3.jpg)
鍼灸治療の実際
当院では、まず予診表に必要事項を記入していただきます。
これは後で治療者の判断の材料となるので、
できるだけ詳しく(具体的に)丁寧に記入してください。
いわば病気の履歴書のようなものです
次に、それを基にして鍼灸師がお話を伺います。
患者さんのお話がすべて判断の材料となりますので、
できるだけ詳しく気が付かれた事は皆お話ください。
初診は患者さんの体質や、病気の状態を知る上で、
又、鍼灸師と患者さんの信頼関係を築く為にとても重要です。
不安や質問がありましたら遠慮なく聞いてください。
ここでは十分な時間が取られます。
(2回目以降は簡単な話し合いで終わります)
初診が終わりましたら、いよいよ治療にかかります。
治療室の中はカーテンで3つの個室に区切られています。
その1つに入り必要な部分の衣服を脱いでいただきます。
必要により当院の検診衣に着替えていただきます(経絡治療)。
治療は置鍼(注1)が主ですが、他に灸頭鍼(注2)、単刺、
温灸、皮内鍼、低周波、干渉波、赤外線ほか様々な治療が
必要に応じて施されます。
治療時間は約50分(経絡治療:90分)です。
![背部置鍼](l_00027451IMG4.jpg)
治療が終わりましたら治療者より病気について、
現在の状態、生活上の注意などの説明があります。
わからないところがありましたら遠慮なく質問してください。
最後に、次回の来院日を決めておしまいです。
(注1)置 鍼 :鍼を浅く刺して暫く休んでいただきます。
柔らかい響きが快適です。
(注2)灸頭鍼:鍼の頭に付けるお灸で、
温かくとても気持ちの良いお灸です。
温灸とは違います。
灸頭鍼
![灸頭鍼](l_00027451IMG5.jpg)
![灸頭鍼:着火前 灸頭鍼:着火前](kyuutousinn1.jpg)
@火をつける前、皮膚より25mm上に艾柱があります。
![灸頭鍼:燃焼期 灸頭鍼:燃焼期](kyuutousinn3.jpg)
Aじわじわと暖まってとても気持ちの良い状態。
![灸頭鍼:遠赤期 灸頭鍼:遠赤期](kyuutousinn6.jpg)
B煙が止まり、おきびの状態、遠赤で奥まで良く暖まります。
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